口唇縮小とは

口唇縮小術とは、生まれつき厚みのある唇や、加齢などによってボリュームが出てきた唇を、バランスよく小さく整える美容施術です。唇が厚いことで顔の印象が重たく見える、笑ったときに唇が目立ってしまうといったお悩みを持つ方に選ばれています。
施術は主に上唇・下唇の内側を切開し、余分な粘膜や脂肪を除去して縫合します。局所麻酔で行われることが一般的で、比較的短時間で終わる手術です。
唇の形や厚みは個人差が大きいため、患者様の顔全体のバランスを見ながらデザインを調整します。
口唇縮小がおすすめの方
- 唇の厚みが気になり、顔のバランスを整えたい方
- 口元が重たい印象に見えるのを改善したい方
- メイク映えしないと感じている方
- 加齢による口元のたるみをすっきりさせたい方
- 人中短縮効果を併せて狙いたい方
- 長期的に効果が続く施術を希望している方
口唇縮小のメリット
顔全体のバランスが整う
唇のボリュームを適度に抑えることで、顔の中心ラインが引き締まり、全体的に調和のとれた印象になります。
特に、鼻や顎のパーツとのバランスがよくなり、自然で整った顔立ちに見えやすくなります。
若々しい口元を演出できる
厚ぼったい唇やたるみを改善することで、口元が引き締まり、若々しさが引き立ちます。
加齢によって唇の輪郭がぼやけてきた方にとっては、顔全体の印象がリフトアップしたように見える効果も期待できます。
メイクがしやすくなる
唇の形がすっきり整うことで、リップメイクの発色や仕上がりが向上します。
輪郭がはっきりするため、グロスやリップラインをきれいに描けるようになり、メイクの幅も広がるでしょう。
半永久的な効果が得られる
口唇縮小は一度手術を行えば、基本的には元に戻ることはありません。日々のケアや追加施術が不要なため、長期的に効果を維持したい方にとっては大きなメリットです。
定期的なメンテナンスが難しい方にも適した施術といえます。基本的に一度の施術で長期にわたり効果が持続しますが、加齢による変化は避けられないため、経過観察も大切です。
口唇縮小のデメリット
腫れや内出血が起こる
術後数日間は腫れや内出血が出る可能性があります。個人差はありますが、1週間ほどで目立たなくなり、メイクでカバーできる程度まで落ち着くことがほとんどです。
冷却や安静を守ることで、ダウンタイムを軽減できます。
左右差が生じる可能性がある
人間の顔はもともと左右非対称であるため、術後にごくわずかなバランスの差が出ることがあります。
丁寧なデザインと経験豊富な医師の施術によって、左右差を最小限に抑えることが可能です。
傷跡が残るリスクがある
切開は唇の内側で行われるため、外見からは基本的に目立ちません。ただし、体質によっては傷が残ったり、赤みが長引くこともあります。
術後のケアを適切に行うことで、傷の回復を早めることができます。
口唇縮小のダウンタイム

ダウンタイムの期間は、腫れのピークが術後2〜3日程度、その後1週間前後で落ち着くケースが多いです。抜糸が必要な場合は5〜7日目頃に行われます。
腫れが完全に引いて仕上がりが自然になるまでは、1〜3ヶ月程度かかることもあります。
ダウンタイム中は強く口を開けたり、硬いものをかむなどの刺激を避け、指示されたケアをしっかり行うことが大切です。
人中短縮とは

人中短縮術とは、鼻の下から上唇までの距離(人中)を短く整えることで、顔全体のバランスを良くし、若々しい印象を与える美容施術です。
人中が長いと顔が間延びして見えたり、口元がたるんで見えることがあります。そのため、人中を短く整えることで、顔立ちが引き締まり、自然な立体感を演出できるでしょう。
人中短縮では、鼻下の皮膚を切除し、縫合することで人中を短縮します。局所麻酔で行われることが多く、日帰り手術も可能です。
骨格や唇の形に合わせてデザインするため、オーダーメイド感覚で受けられる施術の一つです。
人中短縮がおすすめの方
- 鼻の下が長く、間延びした印象に見える方
- 口元に締まりがなく、たるんで見えるのが気になる方
- 上唇が薄く見えるのを改善したい方
- 若々しい印象を取り戻したい方
- 人中短縮メイクに限界を感じている方
- より自然な笑顔を手に入れたい方
人中短縮のメリット
顔全体のバランスが整う
人中を短くすることで、顔の縦の比率が整い、全体的な印象が引き締まります。特に、Eライン(鼻・唇・顎を結ぶライン)が美しく見えやすくなり、横顔にも立体感が生まれます。
小顔効果も期待できるため、第一印象を変えたい方に人気の施術です。
口元が引き締まって見える
鼻下が短くなることで、だらんとした印象だった口元にメリハリが生まれます。
表情に締まりが出ることで、実年齢よりも若く見えることが多く、アンチエイジング目的で受ける方も増えています。
笑顔が自然に映える
笑ったときのバランスが改善され、笑顔に違和感がなくなります。
人中が長い場合、笑っても上唇が動きづらく、表情が乏しく見えがちです。しかし、人中短縮の手術後は明るく魅力的な笑顔が引き立ちます。
上唇をふっくら見せる効果がある
人中を短縮することで、上唇の位置がやや引き上げられ、相対的にふっくらと見えるようになります。 唇自体の厚みが増すわけではありませんが、リップラインが際立ち、メイク映えしやすくなる点も魅力の一つです。
人中短縮のデメリット
傷跡が残るリスクがある
切開は鼻の下(鼻柱の付け根あたり)に行われるため、基本的には目立ちにくい場所ですが、体質によっては赤みや盛り上がりが長引くこともあります。
術後の傷ケアやUV対策をしっかり行うようにしましょう。
左右差が生じる可能性がある
人中は左右対称に見えても、もともとわずかな差があります。
そのため術後に微細な左右差が現れる場合がありますが、経験豊富な医師が施術すればリスクを最小限に抑えることができます。
人中短縮のダウンタイム

術後のダウンタイムは比較的短めですが、2〜3日は腫れや赤みが目立つ場合があります。
5〜7日程度で抜糸を行い、その後はメイクでカバーできる程度まで落ち着くのが一般的です。
自然な仕上がりになるまでは1〜3ヶ月ほどかかります。特に、術後1ヶ月は大きく口を開ける、強く笑うといった表情の動きを控えることで、きれいな治癒を促せます。
また、術後は傷口を清潔に保ち、紫外線を避けることが重要です。まれに赤みが長引くケースもありますが、時間とともに薄れることがほとんどです。
口角挙上とは

口角挙上とは、下がって見える口角を物理的に引き上げ、微笑んだような明るい印象に整える美容整形手術です。加齢や表情筋の衰え、生まれつきの骨格などによって口角が下がると、怒っている・不機嫌といった誤解を与えやすくなります。
怒っている・不機嫌といった印象を改善し、常に柔らかい印象の口元に見せたい方に適しているのが、口角挙上手術です。局所麻酔で行われることが多く、口角部分の皮膚や筋肉を調整して上向きに整えます。
切開の位置や範囲は症状や希望によって変わり、自然な仕上がりを目指してデザインされます。
口角挙上がおすすめの方
- 口角が下がっていて、不機嫌に見られがちな方
- 笑顔が引きつって見えるのが気になる方
- 加齢によって口元にたるみが出てきた方
- 口元の印象を明るく、親しみやすくしたい方
- リップメイクをより美しく見せたい方
- 笑顔に自信を持ちたい方
口角挙上のメリット
表情が明るくなりコンプレックスの解消につながる
口角が上がることで、常に微笑んでいるような穏やかな表情になり、やさしく親しみやすい印象を与えることができます。
そのため、「不機嫌そうに見られる」「笑顔に自信が持てない」といったコンプレックスを抱えている方にとっては、口元の印象が変わることで大きな自信につながります。 見た目だけでなく、対人関係や日常生活でもポジティブな変化を感じる方が多い施術です。
口元ひとつで印象は大きく変わってくれるでしょう。
若々しい印象になる
口角が下がっていると、年齢以上に老けて見られることがあります。この手術によって、フェイスラインがリフトアップされたように見え、若々しい印象が戻ります。
実年齢より若く見られたい方にもおすすめの施術です。
リップメイクが映える
口角が自然に上がることで、リップラインが整い、メイクのノリや発色もよくなります。
輪郭がきれいになることで、口紅やグロスが美しく見え、メイクの楽しみが増えるのも大きな魅力です。
口角挙上のデメリット
傷跡が残るリスクがある
切開部分は口角の近くにできるため、体質や術後のケアによっては小さな傷跡が残る場合があります。
ただし、丁寧な縫合と術後ケアにより、時間とともに目立たなくなるケースがほとんどです。
過度な引き上がりや違和感を感じる場合がある
術後に「思ったより口角が上がりすぎた」「笑顔が不自然に見える」と感じる場合もあります。
デザインの段階で希望を正確に伝えることが重要であり、術後の経過とともに自然に馴染むケースも多く見られます。
口角挙上のダウンタイム

口角挙上のダウンタイムは比較的短めで、術後2〜3日が腫れや内出血のピークです。その後1週間ほどで目立たなくなり、抜糸も5〜7日目を目安に行われます。
術後1ヶ月ほどは、口を大きく開ける動作や笑いすぎなどに注意が必要です。また、切開部が安定するまでは刺激物の摂取や強い表情の変化は避けるのが望ましいです。
メイクや洗顔などは医師の指示に従って行えば、徐々に日常生活に戻れるでしょう。
ガミースマイル手術とは
ガミースマイルとは、笑ったときに上唇が大きく上がり、歯ぐきが目立って見える状態を指します。 このような笑顔にコンプレックスを抱えている方に向けて行われるのが、ガミースマイル手術です。
手術方法は症状により異なり、上唇の粘膜を切除する方法、歯ぐきの骨を削る方法、筋肉の動きを調整する方法などがあります。症例によってはボトックス注射による非外科的アプローチや歯科矯正が必要になることもあります。
骨格そのものに起因する重度のガミースマイルでは、「ルフォーⅠ型骨切り術」といった大掛かりな外科手術が必要になるかもしれません。そのため、原因を正確に見極めた上で、最適な治療法を選択するためには、専門医による的確な診断と十分なカウンセリングが重要です。
ガミースマイル手術がおすすめの方
- 笑ったときに歯ぐきが大きく見えるのが気になる方
- 笑顔に自信を持ちたい方
- 自然な口元を手に入れたい方
- 口元のバランスを整えたい方
- 写真写りを良くしたい方
ガミースマイル手術のメリット
笑顔の印象が大きく改善する
歯ぐきの露出が抑えられることで、より自然で上品な笑顔に変わります。第一印象が大きく変わるため、対人関係にも良い影響をもたらしてくれるでしょう。
営業職や接客業の方にとっては、信頼感を高める効果も期待できます。
コンプレックスから解放される
長年気になっていた口元の悩みが軽減され、人前でも自信を持って笑えるようになります。
自然な笑顔を手に入れることで、写真撮影や会話の場面でも堂々と振る舞えるようになります。
半永久的な効果が期待できる
一度の施術で長期的な効果が得られるのが特徴です。再発の可能性も低く、繰り返しの処置が不要な場合が多いです。
メンテナンスの手間が少なく、コスト面でも負担が抑えられます。ただ、基本的に一度の施術で長期にわたり効果が持続しますが、加齢による変化は避けられないため、経過観察も大切です。
ガミースマイル手術のデメリット
傷跡が残る可能性がある
歯ぐきや口腔内に傷ができることがあり、まれに目立つ可能性があります。ただし、ほとんどは口の中で処理されるため外見上は目立ちません。
また、体質によっては治癒に時間がかかってしまう場合もあるでしょう。
期待通りの仕上がりにならない場合がある
骨格や筋肉の状態によっては、理想とする結果にわずかに届かないケースもあります。
カウンセリングでの事前説明が重要です。
医師との意思疎通不足が原因となることもあるため、希望は明確に伝えましょう。
ガミースマイル手術のダウンタイム

術後2〜3日は腫れや内出血が目立ちやすく、これがダウンタイムのピークとなります。 腫れが落ち着くまでは外出や会話を控えた方が安心であり、予定の調整が必要になることもあります。 通常は1週間ほどで大きな腫れが引き、抜糸もその時期に行われることが多いです。
稀に左右のバランスに差が出ることもありますが、多くは時間の経過とともに目立たなくなります。経験豊富な医師のもとで施術を受けることで、このリスクは最小限に抑えられます。
最終的な仕上がりが自然になるまでには1〜3ヶ月程度を要する場合があります。
術後は強く口を開ける、激しく笑う、硬いものを噛むといった刺激を避け、患部を清潔に保つことが、きれいな治癒につながります。
料金
口唇・人中短縮・口角挙上・ガミースマイル
人中短縮術通常 | ¥400,000 |
人中短縮術モニター | ¥350,000 |
口角挙上通常 | ¥320,000 |
口角挙上モニター | ¥250,000 |
口唇縮小(上or下)通常 | ¥260,000 |
口唇縮小(上or下)モニター | ¥220,000 |
口唇縮小(上下)通常 | ¥500,000 |
口唇縮小(上下)モニター | ¥420,000 |
M字リップ形成術上下通常 | ¥500,000 |
M字リップ形成術上下モニター | ¥420,000 |
ガミースマイル通常 | ¥260,000 |
ガミースマイルモニター | ¥220,000 |