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AGA

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男性型脱毛症(AGA)は、成人男性に広く見られる進行性の脱毛症です。前頭部や頭頂部を中心に髪が薄くなっていき、放置すると徐々に範囲が広がっていきます。当クリニックでは、患者様の状態やご要望に応じた治療を行っています。

AGAの原因と影響

AGAの発症には、男性ホルモンが深く関わっています。体内でテストステロンが5α還元酵素という酵素によって変換され、ジヒドロテストステロン(DHT)という物質が生成されます。このDHTが毛根の受容体に結合すると、髪の成長期間が短くなり、毛包そのものも縮小していきます。結果として、太くしっかりとした髪が育ちにくくなり、細く短い毛へと変化していくのです。

遺伝的素因も大きな要因となっており、家系内にAGAの方がいる場合は発症リスクが上がります。さらに、日常的なストレスや食生活の偏り、睡眠不足といった生活習慣も症状を加速させる可能性があります。AGAは外見上の変化だけでなく、心理的な負担や自己肯定感の低下にもつながるため、早めの対処が望まれます。

AGA治療の方法と特徴

治療には主に内服による方法と外用による方法があり、それぞれ異なる仕組みで脱毛の進行を食い止めます。内服薬は体の中から働きかけ、外用薬は頭皮に直接塗布することで効果を発揮します。これらを併用することで、より確実な効果が期待できるケースも少なくありません。

治療を始めてすぐに髪が増えるわけではなく、効果を実感するまでには一定の期間が必要です。髪が生え変わるサイクルには時間がかかるため、数か月程度は継続して様子を見る必要があります。また、治療を途中でやめてしまうと再び薄毛が進行するため、長い目で取り組むことが大切です。

内服薬と外用薬の種類と効果

内服薬(体の内側から作用)

内服薬には、5α還元酵素の働きを抑える薬剤が使用されます。この酵素を抑えることで、脱毛の原因となる DHT(ジヒドロテストステロン) の産生が減少し、毛包が小さくなるのを防ぎます。

AGA治療の中心となる薬で、継続することで安定した改善が期待できます。

外用薬(頭皮に直接作用)

外用薬は、頭皮に塗布するタイプの治療薬です。血管を広げて毛根への血流を増やし、髪をつくる細胞(毛母細胞)を活性化させます。

内服薬とは異なる作用で、髪の成長をサポートします。

内服薬+外用薬の併用について

それぞれの薬には異なる特性があるため、患者様の 症状・体質・生活リズム に合わせて選択します。
内服薬と外用薬を併用することで、

という 2つの方向から薄毛にアプローチでき、
単独使用よりも高い効果が期待されるケースが多くあります。

治療法の詳細と患者に合わせた選択

治療を開始する前には、現在の頭皮や髪の状態を詳しく確認します。脱毛がどの程度進んでいるか、どの部位が気になるか、頭皮に炎症などの異常がないかといった点を総合的に判断し、治療の方向性を決めていきます。

患者様の年齢や健康状態、他に服用している薬、アレルギーの有無なども重要な情報です。これらを踏まえた上で、安全に治療を進められるよう配慮しています。また、治療にかかる費用や通院のペースについても、無理のない範囲で調整できるよう相談しながら決めていきます。

効果の出方には個人差があるため、定期的に経過を見ながら必要に応じて治療内容を見直します。期待した効果が得られない場合は、薬の種類を変更したり用量を調整したりすることで、より良い結果を目指します。

AGA治療の流れ

STEP1 問診・視診(初診)

薄毛が気になり始めた時期、気になる部位、家族歴などを丁寧に伺い、症状を確認します。必要に応じて頭皮を拡大して観察し、毛髪の細さ・密度などを詳しくチェックします。

STEP2 診断・治療方針のご説明

診断結果をもとに、治療内容をご説明します。内服薬・外用薬の種類、使用方法、期待できる効果、起こりうる副作用などを丁寧にお伝えします。ご不明点や不安な点は、どんなことでもご相談ください。ご納得いただいた上で治療を開始します。

STEP3 治療開始・経過観察

治療開始後は、月に一度程度ご来院いただき、効果の確認や副作用の有無をチェックします。必要に応じてお薬の処方を継続し、写真で経過を記録することで、変化を客観的に確認できます。

STEP4 継続治療・フォローアップ

AGA治療は効果が現れるまで時間がかかるため、継続がとても重要です。当クリニックでは、患者様が無理なく治療を続けられるよう、きめ細かくサポートいたします。

AGA治療の副作用とリスク

内服薬に関しては、性機能への影響が報告されています。性欲が減る、勃起しづらくなるといった症状が現れることがありますが、頻度は低く、大半の方は問題なく服用を継続できています。もし気になる変化があれば、遠慮なくお知らせください。

外用薬では、塗った部分にかゆみや赤み、かぶれが生じることがあります。また、まれに動悸やめまいといった全身的な症状が出る場合もあります。こうした症状が続く時は、使用を一旦中止して診察を受けていただく必要があります。

どの治療においても、効果の現れ方は人によって異なり、すべての方に同じ結果が得られるとは限りません。また、治療をやめると再び脱毛が進む可能性があるため、長期的な継続が求められます。

当クリニックでは、安全を第一に考えながら治療を進めるため、定期的な診察と丁寧な説明を大切にしています。AGAでお困りの方は、どうぞお気軽にご相談ください。患者様それぞれに合った治療をご提案し、改善に向けて一緒に歩んでまいります。