
毛穴の開きやニキビ跡の凹凸、小じわといった肌質の悩みは、化粧品だけでは改善が難しいことがあります。ピコフラクショナルは、ピコ秒レーザーを点状に照射して肌の深部に微細な刺激を与え、肌の再生力を高める治療法です。従来のフラクショナルレーザーと比べて熱ダメージが少ないため、ダウンタイムを抑えながら肌質改善を目指せます。色素沈着の改善だけでなく、コラーゲンやエラスチンの生成を促すことで、内側から健やかな肌へと導きます。
ピコフラクショナルが向いている方
毛穴の開き・詰まりが気になる方
コラーゲン生成を促し、毛穴を引き締めて目立ちにくくする。
ニキビ跡の凹凸を改善したい方
真皮層に働きかけて組織の再生を促し、クレーター状の凹凸をなめらかに整える。
小じわやたるみが気になり始めた方
コラーゲン・エラスチンの産生をサポートし、内側からハリのある肌へ導く。
肌のざらつき・ごわつきを改善したい方
古い角質が排出されやすくなり、キメの整ったなめらかな肌に近づく。
軽度の色素沈着やくすみが気になる方
肌のトーンアップにも働きかけ、全体的な質感と色調を整えたい人に適している。
施術を受けるべきタイミング
肌質改善を目指す治療は、継続的に受けることで効果を実感しやすくなります。ピコフラクショナルは、肌の状態に応じて数週間から一か月に一度のペースで複数回受けることが一般的です。毛穴やニキビ跡の程度によっては、より多くの回数が必要になることもあります。
治療後は軽い赤みやヒリヒリ感が数日続くことがあるため、大切なイベントの直前は避けたほうが安心です。結婚式や撮影、旅行といった予定がある場合は、少なくとも一週間以上前には治療を済ませておくことをおすすめします。
紫外線が強い時期は、治療後の色素沈着リスクが高まるため注意が必要です。夏場に治療を受ける場合は、徹底した紫外線対策が求められます。秋から冬にかけての紫外線が比較的弱い時期に治療を開始すると、肌への負担を減らしながら効果を得やすくなります。
肌トラブルが起きている時期は治療を避けるべきです。ニキビが炎症を起こしている状態や、肌荒れがひどい時期に照射すると、症状を悪化させる可能性があります。肌のコンディションが整ってから治療を開始することで、より安全に効果を得られます。
ピコフラクショナルの効果とメリット
期待できる効果
コラーゲン・エラスチンの生成促進
点状照射で肌の深部に微細な空洞を作り、その修復過程で美肌成分が増え、ハリや弾力が向上する。
毛穴・ニキビ跡の改善
新しい組織が形成されることで、毛穴の開きやクレーター状の凹凸が徐々に目立ちにくくなる。
肌質の向上
ターンオーバーが促進され、古い角質が剥がれ落ち、キメが整った滑らかな肌へ変化する。
くすみ・軽度の色素沈着の改善
肌のトーンが明るくなり、透明感のある印象に近づく。
メリット
ダウンタイムが短い
ピコ秒照射により熱ダメージが少なく、赤みや痛みが軽度で済むことが多い。
肌質改善と色素改善を同時に狙える
毛穴・凹凸・くすみなど複数の悩みにアプローチできる総合的な美肌治療。
他の治療と組み合わせやすい
シミ治療や肝斑治療と併用することで、より高い効果が期待できる。
回数を重ねるほど変化を実感しやすい
一度で劇的に変わる治療ではないものの、継続することで数か月後に明らかな改善が見られることが多い。
施術の流れ

STEP1 診察・肌状態のチェック
治療前に、毛穴やニキビ跡の程度、肌質、現在の肌トラブルなどを詳しく確認します。ピコフラクショナルが適しているかを判断し、治療回数や間隔についても相談しながら決めていきます。
STEP2 洗顔・麻酔クリームの塗布
施術当日はメイクを落として洗顔します。照射部位に麻酔クリームを塗布し、痛みを軽減します。麻酔が十分に効くまで時間を置いてから施術を開始します。
STEP3 レーザー照射
細かな点状にレーザーを照射していきます。チクチクとした刺激がありますが、麻酔が効いているため強い痛みではありません。照射時間は顔全体で10〜20分ほどです。
STEP4 照射直後のケア
照射後は肌が赤くなり、ヒリヒリ感が残ります。冷却パックで肌を落ち着かせてから帰宅します。当日はメイクを控え、肌を休ませることが大切です。
STEP5 数日後の肌の変化
治療後数日間は、肌表面に細かなかさぶたのようなものができることがあります。正常な反応なので無理に剥がさず、自然に取れるのを待ちます。約1週間で剥がれ落ち、新しい肌が現れます。
アフターケアの重要性
治療後の肌は非常に敏感な状態になっているため、丁寧なスキンケアが欠かせません。保湿をしっかり行うことで、肌の回復を促し、乾燥によるトラブルを防ぎます。刺激の少ない保湿剤を使用し、化粧水や乳液で十分に潤いを与えてください。
紫外線対策は最も重要なポイントです。治療後の肌は紫外線の影響を受けやすく、日焼けすると色素沈着のリスクが高まります。外出時は必ず日焼け止めを塗り、帽子や日傘を使って肌を守ります。曇りの日でも紫外線は降り注いでいるため、油断せずに対策を続けることが大切です。
洗顔は優しく行い、ゴシゴシこすらないよう注意します。洗顔料をしっかり泡立て、泡で包み込むように洗うと肌への負担が減ります。タオルで拭く時も、押さえるように水分を取り除くようにしてください。
治療後数日間は、サウナや激しい運動、飲酒といった血行を促進する行為は避けたほうがよいでしょう。血流が増えると赤みや腫れが強くなることがあります。また、温泉やプールといった不特定多数の人が使用する場所も、感染リスクがあるため控えることをおすすめします。
ダウンタイムと副作用

ピコフラクショナルは比較的ダウンタイムが短い治療ですが、個人差があります。照射直後から数日間は赤みやヒリヒリ感が続き、軽い腫れが出ることもあります。多くの場合、三日から一週間程度で落ち着きます。
照射部位に細かなかさぶたができることがありますが、これは肌が修復している証拠です。無理に剥がすと色素沈着や傷跡の原因になるため、自然に剥がれるのを待つことが重要です。かさぶたが目立つ期間は、メイクでカバーすることもできます。
稀に、治療後に一時的な色素沈着が現れることがあります。特に紫外線対策が不十分だった場合や、肌が敏感な方に起こりやすい傾向があります。適切なスキンケアと紫外線対策を続けることで、徐々に改善していくことがほとんどです。
照射後に内出血のような赤紫色の点が出ることもありますが、通常は一週間程度で消えていきます。また、肌が乾燥しやすくなるため、しっかりとした保湿が必要です。
妊娠中や授乳中の方、光過敏症の方、日焼け直後の方は治療を受けられない場合があります。また、ケロイド体質の方や、特定の薬を服用している方も注意が必要です。診察時に詳しくお伝えください。
毛穴やニキビ跡、小じわといった肌質の悩みがある方は、まずは当院にご相談ください。肌の状態を詳しく診察し、最適な治療計画をご提案いたします。